お疲れ様です。
はるさらと申します。
今回は『SSMS』と呼ばれる
(SQL Server Management Studio (SSMS))
SQLを管理するための統合環境を
インストールし、使用する機会がありましたので
その手順と、簡単な使い方を
記載していきます。
SQLServerのインストール方法も記載しますので
まだインストールされていない方は
併せて見ていただくとよいと思われます。
SSMSとは
上記にも記載していますが
SSMSとは
SQL Server Management Studio
の略称であり、
SQL Serverというデータベースの
管理ツールのことを指します。
下記の画像のように
SQLの実行結果や実行計画の取得などに
役立てることができます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/011-1.png)
SSMSのセットアップ方法
ここからはSSMSのセットアップとして
環境構築の手順を記載していきます。
SQLServerのインストール
SSMSのインストールを進める前に
SQLServerのインストールが必要になります。
既にインストール済みの方は
こちらの章は飛ばしていただいて問題ありません。
まず下記サイトより
SQLServerのインストーラーをダウンロードしましょう。
https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-downloads
下記のような画面が表示されますので
使用したい環境にあったエディションを
ダウンロードしましょう。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/01-1024x435.png?v=1705983455)
個人利用や試しに使うだけであれば
無償で簡易に使用できる
Expressでよいと思います。
ダウンロードしてきた
SQL2022-SSEI-Expr.exe
をダブルクリックして
インストーラーを起動します。
インストールの種類を選択。
(こだわりや指定がなければ
基本で問題ないと思います)
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/02-1024x809.png?v=1705983483)
ライセンス条項が表示されるため
同意するをクリック。
↓
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/03-1024x816.jpg?v=1705983515)
インストール場所を指定して
インストールボタンを押下
↓
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/04-1024x813.png?v=1705983538)
インストールが正常に完了しました。
が表示されればSQLServerの
インストールが完了になります。
↓
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/05-1024x816.png?v=1705983559)
この画面が表示されたら
『閉じる』を押していただいて問題ありません。
※この画面でSSMSのインストールを押すと
インストール続けられるのかもしれないのですが
試していません。申し訳ないです・・・。
SSMSのダウンロード
下記のリンクから
インストール用のexeファイルを
ダウンロードすることが出来ます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/ssms/download-sql-server-management-studio-ssms?view=sql-server-ver16#download-ssms
(MicroSoft社のサイトに遷移します。)
遷移先のサイトにて
赤線の箇所をクリックすれば
インストーラーのダウンロードが開始されます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/001-1-1024x784.png?v=1705971443)
SSMSのセットアップ
ダウンロードしてきた
SSMS-Setup-JPN.exe
をクリックすることで
セットアップを進めることができます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/002-2-1024x151.png?v=1705971612)
↓
exeファイルをクリックすると
下記の画面が開きますので
インストールボタンを押下
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/003-2-1024x885.png?v=1705973420)
↓
下記2枚のキャプチャの様に
インストールが自動で進み
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/004-2-1024x885.png?v=1705973435)
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/005-1-1024x889.png?v=1705973447)
↓
セットアップが完了しました
の画面が表示されたら
インストールは完了となります。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/006-1024x883.png?v=1705973460)
SSMSのインストール時間は
格段早くもない自宅のWi-Fiを使用して
5分強といったところでした。
会社や学校でなどで大勢が接続していて
回線が込み合っていたりする場合
もう少し時間がかかると思います。
SSMSの基本的な使い方
ざっくりとではありますが
SQLの実行位の
使い方を記載しておこうと思います。
インストールしたSSMSは
すべてのアプリの『Microsoft SQL Server Tools 19』
といったフォルダに展開されています。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/ec0312ef6cdd60162bcd73c06ff4c042.jpg?v=1705973814)
『Microsoft SQL Management Studio 19』
を押下すればSSMSを開くことができます。
サーバーへの接続のポップアップが開いたら
使用したいサーバーを選択します。
今見ていただいている記事にて
SQLServerをインストールした方は
サーバー名-参照 を選択し
データベースエンジンの中に
自分のPCの情報が表示されるため
そちらを選択することでSQLの実行などが進められます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/7d955bdef510be05fca30dfea84e4415-1024x559.png?v=1705987391)
↓
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/007.png)
↓
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/13ad33d26e6091d070cb1b6cb8d1dbd1.png?v=1705987423)
SQLの実行
SQLServerに接続できたところで
TABLEの作成→データの挿入→データの検索までを
試してみようと思います。
『新しいクエリ』を押下することで
SQLを記入が可能になります。
まずCREATE文を発行し
TABLEを作成しましょう。
SQLを記載し『実行』ボタンを押下で
SQLの実行が可能です。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/009-1-1024x323.png)
CREATE TABLE TEST1 (
ID INT,
NAME CHAR(10)
);
作成したTEST1テーブルに
INSERT文でデータを追加します。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/010-1.png)
INSERT INTO TEST1 VALUES(1,'sato');
SELECT文でTEST1テーブルを検索すると
データが挿入できていることが確認できます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/011-1.png)
SELECT * FROM TEST1;
実行計画の取得
SQLのチューニングなどで
実行計画を取得したい場合は
実際の実行プランを含めるを選択したまま
SQLを実行すれば下記キャプチャのように
統計情報が取得することができます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/01/012-1-1024x861.png)
簡単すぎるSQLなので
あまり参考にはならないかもしれませんが・・・
SSMSのインストール・使い方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
SQLServerの実行環境は
現場によって色々ありますが
今回はSSMSを紹介させていただきました。
どなたかの役に立てば幸いです。
それではまたー!