お疲れ様です。
はるさらと申します。
今回はExcel/マクロの記事となります。
タイトルにもある通り
今回はマクロでボタンを押下することで
全シートのA1を選択し
ブックを保存するマクロを作成します。
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マクロの使い方や設定方法が
わからない方は下記に手順を記載しましたので
参考にしていただければと思います。
全シートA1セルを選択し保存するマクロのコード
今回は下記のようなコードで
タイトルのような処理を実装しました。
Sub ボタン1_Click()
Worksheets.Select
Range("A1").Select
Sheets(1).Select
ThisWorkbook.Save
End Sub
簡単なコードではありますが
解説を行うと下記のような記載をしています。
『Worksheets.Select』にて全シートを選択し、
『Range(“A1”).Select』にて全シートのA1セルを選択します。
そのまま保存してしまうと
全シート選択したままブックの保存を行ってしまうため
『Sheets(1).Select』にて
一番初めのシートのみを選択している状態にしてから
『ThisWorkbook.Save』にてブックの保存を行います。
次の章で実際の動きを確認してみましょう。
VBA実行時の挙動
実際に上記のコードを動かした
キャプチャを記載いたします。
下記Excelでは5シート程あり
それぞれ適当なセルを選択しています。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/03/01-2-1024x731.png?v=1711885343)
1枚目のシートにボタンを設置していて
『A1保存』ボタン押下で
先ほど記載したマクロが実行されます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/03/02-2-1024x610.png?v=1711885343)
マクロが実行され
A1シートが選択されていることが確認できます。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/03/03-1024x632.png?v=1711885343)
また、別シートでも同様に
A1シートが選択されていました。
![](https://harusara22.work/wp-content/uploads/2024/03/04-1024x825.png?v=1711885623)
正式資料や提出用の資料などで
全シートA1セルを選択して保存することが
マナーだったりすることがあります。
このコード単体で使用することは
あまりないかもしれませんが
他のマクロに合わせて使用してあげることで
効果を発揮することが・・・あるかもしれません。
どなたかのお役に立てば幸いです!
それではまたー!
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