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M1 iMacにPythonをインストールしよう

先日、自分のPC(M1 iMac)に
Pythonをインストールしました。

Windowsならインストーラーをダウンロードして
ポチポチ進めればインストールできます。
しかし、Macの場合はそうはいきませんでした・・。

本記事に手順を残しましたので
参考になれば幸いです。

Pythonインストールする際の前提事項及び実機環境

私がPythonをインストールした時の
環境などを記載していきます。

実機環境

まず、本記事に記載した手順を
実行した環境は下記のとおりです。

  • MacOS : Ventura 13.2.1
  • iMac(M1, 2021)
  • チップ : Apple M1
  • $SHELL : zsh
補足:Macのshellの調べ方

ターミナルにてecho $SHELLコマンドを叩くことで、shellの種類が確認できます。

※私のmac上での実行結果です

  • /bin/zshが出力された場合は、zshです。
  • /bin/bashが出力された場合は、bashです。

前提事項

  • マシンにPythonが未インストールであり、Pythonコマンドが使用できないこと

こちらはwhich pythonコマンドで
Pythonインストール状態を確認できます。
手順を進める前に、一度ターミナルで確認してみてください。

$ which python
python not found

MacのマシンによってはデフォルトでPython2.xがインストールされているようです。
実は私のiMacにはデフォルトのPythonがありませんでしたので、これを前提とします。

Pythonインストール実施手順

結論から言うと、
MacでPythonをインストールするためには、
Homebrewpyenvを使います。
それでは早速、それぞれ順を追って説明していきます。

STEP1:Homebrewをインストールする

はじめに、Homebrewという
パッケージマネージャーをインストールしましょう。

詳細な手順は下記記事でご紹介していますので、
あわせてご確認ください。

STEP2:pyenvをインストールする

つづいて、pyenvをインストールしましょう。
下記はGitHubのリンクになります。

pyenvってなに?

Pythonのバージョン管理が可能な仮想環境です。
例えば、開発環境に応じてPythonを
2.x系と3.x系とで切り替えることができます。

それでは、先ほどインストールした
Homebrewを使ってpyenvをインストールします。
下記コマンドをターミナルで実行しましょう。

$ brew install pyenv

コマンド実行が完了したら、pyenv -vコマンドで
pyenvがインストールされているか確認します。

実行結果としてpyenvのバージョンが出力されていればOKです!

つづいて、pyenvのパスを通します。
下記コマンドをターミナルで実行します。

$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/shims:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc

パス通しまで完了しましたら、
pyenvの設定は完了になります!

STEP3:Pythonをインストールする

pyenvのインストールまで完了したら、
ようやくPythonのインストールができるようになります。

まず、インストールしたい
Pythonのバージョンを確認します。


下記コマンドを実行し、
インストール可能なバージョンを表示します。

$ pyenv install --list

↑コマンドの実施結果です

インストール可能な情報がズラッと出力されてます。
この中から、目的のバージョンが存在しているか確認しましょう。

今回の手順では、3.10.6をインストールしようと思います。
つづいて下記コマンドをそれぞれ実行していきましょう。

$ pyenv install 3.10.6
$ pyenv global 3.10.6

pyenv install 3.10.6コマンド実行後の様子です。

なにやらWARNINGが出力されていますが、
うまくいってそうです。

確か、このWARNINGは解決しておいた方がいいやつだった気がしてます…。
記憶が曖昧なので、思い出し次第まだ書き起こしたいと思います。

それでは最後に、python -Vコマンドを実行して
Pythonインストールが完了したか確認しましょう。
実行結果としてPythonのバージョンが出力されていればOKです!

Python 3.10.6がインストールされています!

STEP4:ちゃんとPythonが実行できるか確認する

ようやくPythonのインストールが完了しました。
念のため、ターミナルでPythonが実行できるか確認していきます。

まず簡単なPythonファイルを作成します。
中身は「Hello World!」を出力するprint文を書きました。

では、作成したファイルをターミナル上で実行してみます。

python実行時の様子です。

無事に「Hello World!」が出力されてます。
問題なくインストールされてそうですね!

最後に

いかがだったでしょうか。

私は過去の案件でPythonに触れる機会があり、
自学として触れてみようと思ってインストールしてみました。

Pythonは、触ろうと思えば
気軽に触れるところが好きです。
あと、シンプルな構文。

本記事がMacでPythonを
インストールしたい方々の参考になれば幸いです。

それではまたー!