【Java】0埋めで文字列や数値を整形する方法まとめ【初心者向けサンプル付き】

お疲れ様です。はるさらと申します。

Javaで数値を扱っていると、
「桁数を揃えて0埋めしたい」「文字列として扱いたい」といった場面によく遭遇します。
特に業務システムやファイル出力などでは、
桁を揃えることが必須になることも多いです。

この記事では、Javaで0埋めを行う方法と、文字列⇔数値の変換について、
初心者向けにサンプル付きで解説していきます。

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是非、目を通してみてください♪

【Java】文字列を右側に0埋めする方法まとめ【初心者向けサンプル付き】

【Java】String.formatで0埋めする方法まとめ｜初心者向けサンプル付き解説

Table of Contents

0埋めとは？初心者でもわかる基本イメージ

0埋めとは、指定した桁数に満たない部分を「0」で補うことを指します。
例えば次のようなケースです。

7 を 3桁にすると → "007"
45 を 5桁にすると → "00045"

このように揃えることで、見た目やデータ処理の整合性が保ちやすくなります。
業務でよくあるのは「伝票番号」「商品コード」「社員番号」などです。

Javaで0埋めする基本的な方法

まずは一番シンプルな方法から紹介します。
Javaには標準で便利なフォーマットメソッドが用意されています。

サンプル1：`String.format`を使った0埋め（基本例）

public class ZeroPaddingExample1 {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 7;
        String padded = String.format("%03d", number); // 3桁に0埋め
        System.out.println(padded); // 出力: 007
    }
}

%03d の意味は「3桁の整数を0で埋める」という指定です。
これが一番覚えやすいので、経験が浅めの方はまずこの方法を使うと良いでしょう。

数値から文字列に変換して0埋めする方法

0埋めは「数値」と「文字列」の扱いを行き来することが多いです。
次は変換を絡めた実務寄りの例を見てみましょう。

サンプル2：社員番号などを生成する（実務利用例）

public class ZeroPaddingExample2 {
    public static void main(String[] args) {
        int employeeId = 45;
        String formattedId = String.format("%05d", employeeId); // 5桁に0埋め
        System.out.println("社員番号: " + formattedId); // 出力: 社員番号: 00045
    }
}

こうして生成した文字列を、そのままデータベースに保存したり、
帳票に出力したりするのがよくある使い方です。
文字列化した後も、必要があれば再度
Integer.parseInt() で数値に戻すことができます。

代替手法の比較：`DecimalFormat`や`StringUtils`

0埋めにはいくつか方法があり、場面によって使い分けが可能です。

サンプル3：`DecimalFormat`を使う方法

import java.text.DecimalFormat;

public class ZeroPaddingExample3 {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 123;
        DecimalFormat df = new DecimalFormat("00000"); // 5桁固定
        String result = df.format(number);
        System.out.println(result); // 出力: 00123
    }
}

DecimalFormatはフォーマットパターンを柔軟に指定できるので、
数値の整形に特化した場面で使いやすいです。

サンプル4：Apache Commons Langの`StringUtils`を使う方法

import org.apache.commons.lang3.StringUtils;

public class ZeroPaddingExample4 {
    public static void main(String[] args) {
        String number = "7";
        String padded = StringUtils.leftPad(number, 3, '0');
        System.out.println(padded); // 出力: 007
    }
}

外部ライブラリですが、文字列全般の整形に強力です。
プロジェクトでCommons Langを導入している場合はこちらも選択肢になります。

0埋めの処理で間違えやすいポイント

実際に書いてみると、ハマりやすいポイントもいくつかあります。

数値のままでは0は残らない
例: int num = 007; → 実際は 7 と解釈されます。
0埋めを保持したい場合は必ず「文字列」として扱いましょう。
桁数を指定し忘れると意味がない
String.format("%d", 7); → "7" のまま。
%03d のように桁数をきちんと指定するのが大事です。
再変換でエラーになる場合がある
"00045" を Integer.parseInt("00045") すると 45 に戻ります。
「0埋めは見た目だけ」という点を理解しておくと混乱しません。